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Samurai Blue

             Samurai Blue


残念でした。タケが手作りのポスターを店内に貼り、ワナカからの応援を採りつけました。ワナカの日本人数人にも声をかけ、火曜の真夜中過ぎの2時キックオフにあわせて街のバーに集合です。私も久々の夜更かし 仮眠をとって臨みました。(体力的にオヤジくさいが無理は禁物

勝ち進むごとに店の商品の割引率があがっていくという趣旨。日本が勝てばお客さんもハッピー。  店の利益は減るけど日本の勝利には代えられません。ワナカが日本を応援してくれたらそれはそれで本当に素敵です。 お客さんはブラジル人、スペイン人、イギリス人、ドイツ人、ベルギー人、フランス人...多種多様の人々がいますが、みんな「頑張れよ。グッドラック」と次々に声をかけてくれます。まるでささの木ワナカ店が出場するかのように....。

明け方までの観戦は眠かった。昨日は傷心の一日だった。でも日本チームの頑張りはワナカ人の心にも響いたようです。4年後に希望をつなぎましょう。

テーマ : ニュージーランド
ジャンル : 海外情報

【ジャパニーズキッチンささの木】店内

NZでのビジネスを成功に導こうとするにあたって、幾つか気にかけている事があります。というのもガイジンとニッポンジンでは気にするポイントが違うからです。基本的にビジネスはマーケットの求めるものを提供するのが鉄則ではありますが、だからといって自分の意思と異なることをするのではハッピーになれません。

ニュージーランド人にとって日本人の料理と言えば「スシ、刺身、テンプラ、鉄板焼き」というイメージが強いなか、日本人は毎日スシを食べているわけではないと何百回言っても、スシは日本人なら皆握れる訳ではないと何千回言っても彼らの固定観念を破壊するには至らず、I love sushi とか云いながらも魚は食べられずテリヤキチキンスシという巻きずしがスシだと信じ込んで一番売れていたり、海苔で巻いてあるとでもスシだと思ってたりする現実で、ニュージーランドに食と言う日本文化を歪めずに伝えていくことにはどうしたら良いのか と日本人として考えざるを得なくなります。日本と同じやり方をしても海外で受け入れられる訳ではありませんから。

NZ人は外見で味の判断をすると私は分析しています。味覚が疎い分を別の感性、つまり視覚で補おうと脳が働くのでしょう。極論を言ってしまえば、店内の内装や雰囲気を含めた見た目がよければ味は多少不味くても美味しいという事になります。けれども食い物屋で不味い物を出しても良いと思ったら必ずどこかでツケは回ってくるはず。根本的にそんな輩は食い物やをすべきではありませんし、しないと思います。我々にはタケがいるので心配はありません。

ここで付け加えておきますが、私はNZ人の味覚を批判している訳でもなく、どうすればNZで食い物ビジネスを成功させられるのかという類の事を言わんとしている訳でもありません。私が今回お伝えしたいのは、【ジャパニーズキッチンささの木】店内に飾ったポスターなんです。誤解なさらぬよう。 KIRIN BEER と書いてありますが、別に店でビールを販売し始めた訳ではありません。キリンビールの営業をすることになった訳でもありません。生れ故郷の宮城県大崎市で中学時代の悪友が地酒を中心に旨い酒を扱う店を経営しているのですが、奴の店の壁に飾ってあったのを見て欲しくなったんですね。それで「くれ」と言ったら都合してくれて持たせてくれました。戦前のデザインを再版したものですが、ガイジンに分かりやすいし、呑んべえとしてのポリシーとも一致します。ビールのポスターなのに店ではビールを扱っていない矛盾を生みますが、それはコトバで越えられる範疇の問題です。せっかく友達がくれたのですから大事に扱わない手はありません。それでパネルにして店に飾ったというわけです。これによって店内はガイジンが求めるニッポンなイメージに一歩近づいたものと密かに思っています。

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カウンターの色はラーメン屋をイメージしたものです。

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ビール同様ここに写っている「さつま白波」も売り物ではありませんので悪しからず。 我々は基本的にはマクドナルドやKFCと同じようなテイクアウトの店ですから。では何故そんな店に焼酎があるのか あまりにも明白なのでここでは控えさせて頂きます。

ポスターを全部で四枚もくれた友人の店の住所と電話は下記の通りです。もし古川に行く事があれば是非立ち寄って下さいね。とても良い店ですよ。

地酒・食ラボ 達(DACHI)
宮城県大崎市古川北町 1-6-4
クレインビル1F
電話: 0229 25 7001


追記:
日本の一部では「店内が汚いラーメン屋は美味しい」という説がありました。それを通説だと信じ、高校一年の時に本当に腹の痛い思いをした事があります。 汚さそうだったから入ったんですけど、あれはマジに痛かった お腹の痛さで一睡もできず夜通しトイレ通いでした。学校は3日間休み、やせ細ったと友達に言われた記憶があります。 店内が薄汚れているのと非衛生的であるのとは別問題だと思いますが、あの一件については完全に一致していたようです。 ガイジンは店が汚いと本当に美味しい物が出されても美味しいとは思いづらくなります。ガイジンだったらあの店には入らなかっただろうなぁ・・・。視覚と味覚のバランスは常に研ぎ澄ましましょう。

最近はワインのおかげでお腹の調子が良いオヤジの宿  http://www.sasanoki.co.nz

テーマ : ニュージーランド
ジャンル : 海外情報

ワナカで伊勢海老

以前【ワナカでマグロ】と題してご報告をしたことがありますが、今日は伊勢海老のお話です。

前回マグロを持って来てくれたお客さんのトムと我々の先週の会話です

トム: 週末に釣りに行くけどマグロが欲しいか
我々: マグロはまだ冷凍にしてあるから伊勢海老にしてくれ アワビでもいいよ

で、その週末にトムはダイビングに出かけ、伊勢海老を何尾か捕まえたのです。それで火曜日(月曜はこちらの祝日で休みでした)に電話をくれて、いくつ欲しい との事 イエイ、まじで伊勢海老だい でも2尾だけでいいよと返答。

午後になると彼が持って来てくれたのは特大の1.5kgと1kgの2尾。カメラは持ってたけど丁度電池切れで、その特大海老の姿やタケの伊勢海老解体ショーは収める事ができませんでした。すいません で、その特大伊勢海老の行く末はといいますと、店の賄いです。伊勢海老の生身姿の代わりにタケが作ってくれた賄料理をご案内申し上げましょう。

先ずは、スープのだしに使われる伊勢海老の残骸です
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そして、完成品です。
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手前が伊勢海老の天婦羅、その右奥が伊勢海老のお刺身、更には前回のマグロが刺身として並びました。口にした瞬間に出てくる言葉は「うっめぇー」 甘さとプリプリ感といったらここでは表現できません。すみません。

以上が昨日のまかないです。何と贅沢な・・・
でも、今日も続きました。 左手前が伊勢海老天婦羅でその奥が伊勢海老入りかき揚げ、右画像は伊勢海老のお味噌汁です。オーマイゴッド 伊勢海老尽くしがまかないとして出てくる店は世界中探してもそう多くはあるまい。ささの木恐るべし というか、ワナカにおいては不可能な事はないとさえ思えます。それがワナカ・マジック 伊勢海老は通常店では扱っておりませんが、ワナカ・マジックはワナカに来れば分かります。
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ワナカの懐の深さが少しは伝わりましたでしょうか? 是非是非一度足を運んでみて下さいね。
注: 伊勢海老はいつもあるとは限りません



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ジャンル : 海外情報

なんじゃ、こりゃあ?(完結編)

カレー戦争が勃発してから間もなく一ヶ月です。今回の件では地元のお客さんだけでなく、このブログを見て下さっている日本の方々や様々な方面から励ましの言葉を頂きました。ありがたい限りです。海外におりますと、言葉では越えられない壁にぶち当たる事があります。所謂文化や習慣というヤツですが、今までインド人とさほど交流がなかったからなのかどうかわかりませんが、私の予想しない行動に出る奴らです。インド人恐るべし・・・・

大家さんにも根回しをしたりして、彼らが物置設置の為の本来の手続きに入ったとは聞いていましたが、果たして我々の店の真ん前に物置を設置する許可が当局から得られるのかどうか気になっていました。通常ならあり得ないと思いたいところですが、何が起きるかわからないのが外国です。

先週火曜日の午後1時過ぎ、突然動きがありました。目の前の小屋を動かすのか、或いはテポドン発射準備か 場合によっては第二次カレー戦争の開戦となります。 今度は店の前にゴミの山が出現 しかもこっちも奴らも通常に営業しているランチの時間です。いい加減にしろぉと思いながらも、お客さんと苦笑するしかありません。今度は瓦礫の山がささの木を飲み込むのか・・・ ささの木、再び危うし・・・
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夕方、インド人にいつ瓦礫を片付けるのかと聞いたところ「今日やる」との答え。ところが店を閉める8時になっても瓦礫はそのまま。やっぱりな と深く考えずに帰宅し、ビールとワインを軽く浴びる。イライラ、カリカリしてもどうにもならんし。そして翌朝出勤すると、やっぱりな 昨夜のまんまじゃん。

その午後になって再び動きが活発になる。しかも男が5~6人うろつきながら。いよいよ殴り込みかぁ と思ったら、どうやら小屋を動かし始めた様子。そして、ついに物置は建物の裏へ移動 店は本来の空間と陽射を謳歌できるようになりましたとさ。 それに気が付いたお客さんとの会話の一部です。

ささの木: We won the war. War is over.
お客さん: Yeah, right. Power to the People!

このお客さんもジョン・レノン好きだなとすぐに分かりました。めでたし、めでたし。
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この一件のおかげで「ニッポンのカレー」を宣伝する事にまんまと成功し、最近はカレー系がよく出るようになりました。やっぱり「ニッポンのカレー」は食べ過ぎちゃう危険性があるけど、味は最高だぜ、ベイベー

色々ご心配下さった皆様、ありがとうございました。是非ささの木のカレーを食べに来て下さいまし。お待ち申し上げております。

テーマ : ニュージーランド
ジャンル : 海外情報

なんじゃ、こりゃあ?(続編)

皆様へ

やさしいコメントと励まし、ありがとうございます。 お礼の返答を兼ねて続編をご案内申し上げたいと思います。

物置出現から一週間が経過しました。この間、店のお客様からも様々な優しい言葉を頂戴しました。これはヒドイとか、これは許されるべき事ではないとか、中にはこのインド料理屋ボイコットを訴えたり、役所に通報して文句を言ったりしてくれた方々もいるそうです。傲慢になるつもりはないですが、俺ら何にも悪い事してないもん。 奴らが非難されても当然です。でも我々も同情だけを支えにジッとしている訳にはいきません。まずはコレを機に営業です。

冬に投入予定だった「カレーうどん」を早速リリースしました。シェフのタケは「カレーライスのカレーを使うカレーうどんは美味くない」というこだわりを持っていて、早速カレーうどん専用のたれの仕込みに入りました。夏はこれ以上忙しいと辛いから新メニューは冬にしましょうと言っていたにも拘らず、この素早さ。かなりご立腹の様子です。売り文句はの通りです。


今週前半、ささの木は突然物置爆弾を喰らいました。しかも店のど真ん中に
私達はこれを宣戦布告と解釈し、このカレー戦争を戦う決意をしました。
どうか私達の新兵器をお試し下さり更なるご支持を宜しくお願い申し上げます。
ささの木の新兵器、日本のカレーうどん。たったの$9.50


という内容。カレーはインド料理屋のメイン商品だから、私達は敢えてカレーを強く押し出すことは避けてきましたが、これからはニッポンのカレーをワナカに広めていきますよ~ 店のメニューにもそのままニッポンのカレーとしてご紹介してますが、やっぱりニッポンのカレーは美味しいよね~。子供の時代も大人になってもカレーは好物です。因みに店ではビーフカレーとカツカレー、チキンカツカレーを用意しています。それにカレーうどんを加えたラインナップでインド料理屋を迎撃です。

また、当然ながら大屋さんにも苦情を申し立て、解決に向けて対処してもらいます。それから今朝はお役所が現場を見に来たので、彼らが適切な法的手続きを踏んでいるかが調べられる予定です。今後どうなるやらまだ不透明ですが、ニッポンのカレーライスが美味しいのは明らか。

ニッポンのカレー万歳



つづく

テーマ : ニュージーランド
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プロフィール

ささの木

Author:ささの木
ワナカの様子を少しでも知って頂ければと思い、筆不精の酒飲みが奮起致しました。ワナカの空気を感じて下さい。
www.sasanoki.co.nz

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