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Kia kaha - Be strong

Kia kaha.
マオリ語で「強くあれ」という意味。

クライストチャーチ地震から一ヶ月が過ぎますが、先週金曜日の追悼式でウイリアム王子が引用した言葉です。先月のクライストチャーチ地震でNZは経済的にも精神的にも大きな痛手を受けました。そして、そこからの復興が始まるかどうかのまさにその頃に追い討ちをかけるかのような今回の日本での大地震。これには日本に居る方々はおろか、NZに居る人々、更には世界中の人々が心を痛めています。

宮城県出身の私としては、小学校や中学時代に海水浴に行った野蒜海岸が報道される様子や、親戚や友人のいる県内や被災地の悲惨な状態を目にし心はえぐられる様な想い。そして福島原発の放射能問題・・・。こちらで普通の生活をしているつもりでも、知らず知らずのうちに精神的なダメージは蓄積しているようです。ワナカのお客さんが気にかけてくれてくれるのはありがたいのですが、家族や友人は大丈夫かと質問される度に無意識に蓄積される精神的ダメージ。我が国日本は今回の被災から立ち直れるのだろうか・・・。家族、親戚、友人に対する懸念や日本の将来への不安だけが増幅してきました。

そんな時に高校時代の新潟の友人KHが被災地の復興に向けてのエネルギーを伝えてくれました。ボランティア、支援団体、行政が今まさに動こうとしているらしい。また大変な状況にありながらも人々が助け合っているという。そこに日本人の強さを感じます。被災された人々がそうならそこからこんなに離れた私が凹んでどうする。

Kia haka - クライストチャーチや日本の被災した方々への言葉であると同時に私自身への言葉でもあると感じます。Be strong. 強くあれ!


テーマ : ニュージーランド
ジャンル : 海外情報

希望は捨てない

クライストチャーチの地震から5日が経ち、現実が明らかになりつつあるようです。笑顔を取り戻せるニュースがある一方、心が引き裂かれるような現実も耳にします。被災した人々は余震を避け、シャワーを浴びられる生活をするため、子供たちを学校に通わせるため、多くがクライストチャーチの南に避難しているようです。ワナカの学校も無条件で被災した子供達の受け入れを表明し、私の友人もワナカに戻ってきています。彼女が勤める銀行は大聖堂広場のすぐ傍で、地震の様子を話してくれた彼女からはまだ精神的なダメージが残っている印象を受けました。大聖堂といえばクライストチャーチのシンボルですが、今回の地震で尖塔が崩れてしまいました。

惨状を無責任に煽るつもりは全くありませんがこれ現実のようで、言葉が出てきません。
Cathedral before

今ではまるで戦場の廃墟のようです。とてもニュージーランドとは思えません。
Cathedral after

このような現状ですが、ワナカではクライストチャーチのあるカンタベリー地方の色である赤と黒を街頭に飾り支援を表明しています。また、娘の通う学校では生徒が中心となり被災地への募金活動の一環として赤と黒の服を着て金曜日登校しました。新聞社とも提携していたようで上空からの写真が新聞に掲載されていました。娘はハートの部分のどこかにいるらしいです。
I love Chrsitchurch

I love CHristchurch. We love Christchurch. 一日も早い復興を期待せざるを得ません。またお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りします。今なお行方不明者となっている方々のうち一人でも多くが救出されますように。奇跡が起きますように。

テーマ : ニュージーランド
ジャンル : 海外情報

2月22日のクライストチャーチ地震

沢山メールを頂きました。ご心配ありがとうございます。ワナカの様子からご報告申し上げます。ワナカは大丈夫です。

今日の午後一時頃、店がランチ客で忙しかった時に最初の揺れが来ました。横揺れが長く感じられ、余震を含めて3~4回位かな。その内に店のお客さんからクライストチャーチの地震の事を聞いたものの店で忙しかった私は「」 代金を頂く電子決算端末が繋がらなくなったあたりで先ほどのお客さんの話と現状が繋がり始め、やっと事の重大さを認知し始めたという有様です。クライストチャーチ在住の友人に携帯からテキストをしましたが返事がなく、近所から状況把握を情報を始めました。その友人とはたった今連絡が取れ、ご家族皆さんの安否も確認できました。

今回の地震は規模でこそ昨年9月よりも小さかったようですが、被害の規模は明らかに大きい。今回の地震が昼の1時だった事や、前回の地震でダメージを受けた建物が弱くなっていたのでしょうか。建物が崩壊し、その下敷きとなっているケースが多々あるようです。今現在こちらのニュースでは65人が亡くなったと伝えています。また日本人23人が崩れた建物に取り残されているとも伝えられています。でも取り残されているという事は生存の可能性がまだ残っている。是非全員生還の知らせを聞きたいと強く願います。

可能であれば被災した人々にこの宿と食事を提供したい気持ちです。

テーマ : ニュージーランド
ジャンル : 海外情報

NZ不動産情報および年末のご挨拶

今年の9月末までの一年間のデータが揃いその一年間での最安不動産販売価格と最高不動産販売価格が出たらしい。

一番高かったのはオークランドの物件で $15,000,000-だったそう。円換算で10億円ってとこっ・・・ ふ~ん・・・・興味がわきません。いや、家一軒にかける額じゃないとしか思えません。感覚がつかめないので、それ以上コメントしようがありません。

一方一番安かったのが南島のマタウラという街の物件で、価格は何と $7,000- 円にすると50万円程 1000㎡ちょいの土地付き(モチロン)です。確かに写真を見ると快適に住むには手直しが必要にも見えますが、外見からですがちゃんと屋根があり、ドアも窓も、更には暖炉の煙突もあり、外壁にペンキを塗れば十分に住めそうな印象。私は釣りはしないのですが、このマタウラという街は釣りキチにはたまらない場所。私の高校時代の友人のB君はフライタイヤーという職業というか肩書き。知る人ぞ知る、その方面ではカリスマらしい存在ですが、彼なんか大好きな場所のはず。B君のブログも面白いので勝手にここで紹介させてもらいます。

これ http://bsflyworks.blog72.fc2.com/

彼を知っている人に限らず思わず笑ってしまう文面。あの頃のまんまです。




2010年が間もなく終わります。今年の年末年始は妻と娘が日本へ里帰りのため私は一人でワナカで留守番です。と言ってもB&Bささの木は休業。私一人じゃあ無理ですからね。NZは明日からいよいよ本格的にホリデーに突入します。稼ぎ時をタケと飲みながら頑張りま~す。



最後にとてもNZらしいお話です。NZの男性が最近仕事を失い、その退職金をもらった帰りに奥様用にクリスマスショッピングをしていたところ、もらったばかりのお金、しかも現金で $2,500-を落としてしまったのだそう。彼のショックといったらどれだけのものだったでしょう。仕事をなくし、退職金もなくし、しかもクリスマス・・・。気持ちは地獄のどん底という感じじゃなかったかなと想像します。あちこち思いつく場所全てを探し回ったものの見つかりません。諦めつつ藁にすがる思いで警察に届けたところ、なんと お金が届いていたのだそう。しかも見つけた人は名も名乗らずに去っていったそうです。正直者の国ニュージーランドの面目躍如と言ったところでしょうか。


良かったね~。 メリークリスマス





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NZの師走のある日

小学校の時に先生が「師匠も走るくらい忙しいのが12月だ」と授業中に言ってたのを今でも覚えています。でもどう忙しいのかなんて知る術もなし。12月とくれば「冬休み  お正月  お年玉」くらいしか頭にはなかったからなぁ。

それが少しずつわかってきたというのは年輪を重ねたという事なのでしょう。それでもNZにあっては日本の正月を控えた忙しさや年末年始休暇に備えた忙しさとは質を異にしているのは間違いありません。日本の忙しさとこちらの忙しさではレベルが違うのです。師走に限った事ではなく、忙しいと感じる感覚が違ってたりします。

例えば昔の話になるが、店に5~6人のお客さんが一気に入ってきたりする。日本では普通のこと。忙しいとかそんなことを思うレベルじゃない。ところがNZで5~6人が一気に来たりすると、スタッフは「あれぇ~」となる。冷静さが失われパニック状態になるキウイ達を見て、「どういう精神状態なんじゃぁ~」と苛立ちを覚えると同時に不可思議に思ったもの。原因は人に慣れていないのではないかと分析しました。

では日本で羊が5~6頭こちらに向かって来たらどうか 結構興奮とパニックが入り混じったりするのではないかと想像します。それは羊に慣れてないから。でもキウイ達はそれは上手に処理できると思う。羊を飼ってみて、自分も大分キウイになったものだと我ながら感心したりする今日この頃です。

そんな師走の今日郵便物を出しに行って来ました。先日地元新聞に「クリスマスの忙しい時期なんだから郵便局のカウンターをフル稼働させよ」というイライラの投稿がありました。確かに時間によっては列をなして郵便局の入り口からはみ出て外まで並んでたりします。だから比較的空いていると思われる午前中に行ったのですが、確かに並んでました。この時期はクリスマスプレゼントやカードを送ったりする人が多く、ちょうど日本の年賀状の扱いと似ているんだろうね。ただ違いは主体がサービスをする側である事ではないかと思う。つまりお客よりもサービスを提供する側が強い。彼らを見ていると焦らず急がず、自分のやりやすいペースで処理していきます。だから心にゆとりがあるから笑顔もある。そんな彼らに「俺は客だ 客様は神様なんだ 神様のためにもっと早く仕事をしろ」などどほざいてはいけません。全ての人間は平等なのです。彼らは彼らなりにベストを尽くしているのです。結果だけを求めるどこぞやの資本主義国家とは多少異なる部分ですかね。

そんな風土になれてしまった私はイライラを感じることもなく列に並びました。そこには刺々しい雰囲気もありません。皆クリスマスホリデーを前に浮かれている様子さえ感じます。それを微笑ましく思いながら10分程した頃、「Excuse me」と郵便局カウンターの係員に声をかけられ自分の番である事に気づいた私・・・。

もう日本への社会復帰は不可能ですかね。

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プロフィール

ささの木

Author:ささの木
ワナカの様子を少しでも知って頂ければと思い、筆不精の酒飲みが奮起致しました。ワナカの空気を感じて下さい。
www.sasanoki.co.nz

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