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Kea が物語る危機

NZの孤立した地理的条件は様々な特長のある生態系を確立してきました。飛べない鳥キーウイ・バードはよく知られています。飛べない鳥はキーウイの他にもいくつかいますが、その類については様々な文献で述べられているので私が講釈をたれる事ではありません。そんな中で私がよく行くお気に入りのスキー場、トレブルコーンに出没するNZ原生のオウムの数が減っているとの事 ちょっと心配です。

そいつは Kea と言い、NZの英語ではケアではなくキアと発音されます。この通り羽をを広げるとオレンジが鮮やかなセクシーな鳥です。
kea.jpg


なかなか頭が良いというかずる賢い事で知られていて、何をしたら人間様が困るかを知っているかのよう。人間模様を観察し楽しんでいるが如くです。駐車してある車のワイパーやスキーラックのゴムの部分をかじってボロボロにしたり、人間さまのお弁当を盗んだりとイタズラ者です。

今年の9月の事、トレブルコーンのカフェでコーヒーを飲んでいると、テーブルに数羽の群れやって来ました。今回の彼らの狙いはコーヒーのようです。
IMG_0551_convert_20081028121752.jpg
コーヒーカップに代わる代わる顔を突っ込みコーヒーを味わいますが、次第に一度に一羽しか飲めない事に気がつきます。 そこで仲間割れのケンカが勃発するかと思いきや、彼らの採った作戦はカップをテーブルから落とすというもの。 このまま前や横に寄り切って突き落とす技の他にハンドルにクチバシを入れて横や斜めに投げ飛ばす技も見た事があります。今回も見事に彼らの思惑通りカップは割れ、フロアーにこぼれたコーヒーを適当に楽しんで行きました。

そんな賢い彼らの数が減少している背景にはテンがいるようです。娘の友達が飼っていた鶏もテンの襲撃を喰らってしまった事もあり、そもそもはこの国に居なかった害獣がキアの卵を食べてしまうらしい。かつては飛ばなくても平気だったキーウイバードも害獣に攻撃されて今は絶滅の危機に瀕している。この賢いキアでさえも保護しないと同じ道を辿るかも知れない。NZという国はここ20年で世界の資本主義の波にさらされるようになってきたが、飛ばなくてもいいやとタカを括っていると世界競争から取り残されてしまう危険性がある。国民が危機感をどれだけ抱けるか、それにどれだけ備えられるか・・・NZの今後の課題だと思う。11月8日はNZの選挙です。
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テーマ : ニュージーランド
ジャンル : 海外情報

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ワナカの様子を少しでも知って頂ければと思い、筆不精の酒飲みが奮起致しました。ワナカの空気を感じて下さい。
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