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2007 Picnic Pinot Noir by Two Paddocks

サム・ニールというハリウッド俳優をご存知でしょうか 映画・ジュラシックパークの博士と言うと「あ~」となることが多いですが、そのニール氏はNZ人 両親がワインの輸入業を営んでいた事もあり大のワイン好きです。そんな彼が世界で大注目のセントラルオタゴ地方で葡萄畑を始めたのが1992年。家族や親友が喜ぶ程度のワイン造り考えていたそうす。ところが出来たワインは本人も仰天するほどの高品質で、殆んど何でも飲んでしまう家族や友達だけ(タイプ的には私も同類です)に飲ませるにはもったいない と軌道修正し現在に至っています。現在彼がリリースしているワインの一つがピクニックというラベルのワイン。「「ワイン」と「ピクニック/アウトドア」が日本では結びつきにくいようですが、それは下記のような文化の違いがあると分析しています。

 日本人のワインに対するイメージはおしゃれをして臨む特別の機会に嗜む飲み物という事なのかしら。少なくとも昔の私はそうでした。
 NZ人の多くはキリスト教で、彼らにとって一番意味のある行事がクリスマスです。日本では商業的な意味が大きいクリスマスですが、クリスチャンにとっては自分達の一年を省みる厳かな時期です。その時期は散り散りになっている家族、友人達が皆NZの家に集い、絆を確認し合うのが習慣です。12月下旬と言えばNZは夏真っ盛りで、気持ちの良い気候、自然を謳歌します。となれば、厳かな行事の後には宴。 家族、親友が集まり、大自然の中でピクニックをしながら美味しいワインを嗜む。一年に一度、気心の知れた人達が集まり、楽しい人生のひと時をピクニックで過ごす。何という至福の時なのでしょう。日本の盆暮れ正月が気候の良い時期に来たような大イベントとなります。
 アウトドアを非日常と捉える日本と生活の延長と捉えるNZ人の概念の違いの背景には靴を脱ぐ脱がないの習慣もあるのでは

いづれにしても楽しくピクニックをしながら飲むワインは格別の味がするのは確か。サム・ニール氏がピクニックと言う名前を付けたのはこちらの夏のクリスマスという背景があり、彼の昔の良き時代を偲ぶ想いも含まれています。それが表現されたラベルがこれ
                     Picnic Wine by Two Paddocks

日本の方々にお見せすると殆んどが絶句と言うか失笑を買います。私が日本へ輸出しようと業者さんと話をしても、哀しいかなこのラベルを見せた段階でほぼ商談は終わってしまいます。 そんな批判される事の多いピクニックワインのラベルですが、「ワインショップの棚に他多数のワインと並べられていたら逆に目立つだろう」と言い切れるサム・ニール氏の度胸の良さ、頑固さには驚愕させられます。ネガティブをポジティブに捉えられる性格ゆえにハリウッドで成功を収められるのでしょう。あっぱれ、サム・ニール

 飲んでごらん このワインの魅力が分かりますよ。ワインの旨いマズイはラベルではなく、人間の舌でこそ分かるはず。口当たりは柔らかで、しっかりしたタンニンと葡萄のはつらつさがブラックベリー、バニラ、赤すぐりの香りと絶妙なバランスを保ちながら優しいエレガントな味わいへと移行し、その後に長い余韻を楽しめます。

ピクニックワインは他にリースリングとソービニヨンブランがあり、今年のビンテージがリリースされたら、またご案内します。先ずは飲まないとね

Two Paddocks のHP  http://twopaddocks.com
ささの木HP  http://www.sasanoki.co.nz
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テーマ : ニュージーランド
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ワナカの様子を少しでも知って頂ければと思い、筆不精の酒飲みが奮起致しました。ワナカの空気を感じて下さい。
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