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NZの師走のある日

小学校の時に先生が「師匠も走るくらい忙しいのが12月だ」と授業中に言ってたのを今でも覚えています。でもどう忙しいのかなんて知る術もなし。12月とくれば「冬休み  お正月  お年玉」くらいしか頭にはなかったからなぁ。

それが少しずつわかってきたというのは年輪を重ねたという事なのでしょう。それでもNZにあっては日本の正月を控えた忙しさや年末年始休暇に備えた忙しさとは質を異にしているのは間違いありません。日本の忙しさとこちらの忙しさではレベルが違うのです。師走に限った事ではなく、忙しいと感じる感覚が違ってたりします。

例えば昔の話になるが、店に5~6人のお客さんが一気に入ってきたりする。日本では普通のこと。忙しいとかそんなことを思うレベルじゃない。ところがNZで5~6人が一気に来たりすると、スタッフは「あれぇ~」となる。冷静さが失われパニック状態になるキウイ達を見て、「どういう精神状態なんじゃぁ~」と苛立ちを覚えると同時に不可思議に思ったもの。原因は人に慣れていないのではないかと分析しました。

では日本で羊が5~6頭こちらに向かって来たらどうか 結構興奮とパニックが入り混じったりするのではないかと想像します。それは羊に慣れてないから。でもキウイ達はそれは上手に処理できると思う。羊を飼ってみて、自分も大分キウイになったものだと我ながら感心したりする今日この頃です。

そんな師走の今日郵便物を出しに行って来ました。先日地元新聞に「クリスマスの忙しい時期なんだから郵便局のカウンターをフル稼働させよ」というイライラの投稿がありました。確かに時間によっては列をなして郵便局の入り口からはみ出て外まで並んでたりします。だから比較的空いていると思われる午前中に行ったのですが、確かに並んでました。この時期はクリスマスプレゼントやカードを送ったりする人が多く、ちょうど日本の年賀状の扱いと似ているんだろうね。ただ違いは主体がサービスをする側である事ではないかと思う。つまりお客よりもサービスを提供する側が強い。彼らを見ていると焦らず急がず、自分のやりやすいペースで処理していきます。だから心にゆとりがあるから笑顔もある。そんな彼らに「俺は客だ 客様は神様なんだ 神様のためにもっと早く仕事をしろ」などどほざいてはいけません。全ての人間は平等なのです。彼らは彼らなりにベストを尽くしているのです。結果だけを求めるどこぞやの資本主義国家とは多少異なる部分ですかね。

そんな風土になれてしまった私はイライラを感じることもなく列に並びました。そこには刺々しい雰囲気もありません。皆クリスマスホリデーを前に浮かれている様子さえ感じます。それを微笑ましく思いながら10分程した頃、「Excuse me」と郵便局カウンターの係員に声をかけられ自分の番である事に気づいた私・・・。

もう日本への社会復帰は不可能ですかね。
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テーマ : ニュージーランド
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ワナカの様子を少しでも知って頂ければと思い、筆不精の酒飲みが奮起致しました。ワナカの空気を感じて下さい。
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