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アンカレッジワイン ついに日本上陸

B&Bと店の忙しさに身も心もやられて大切なご案内をしそびれていました。予てから触れていたNZワインがとうとう日本上陸したのです。【B&Bささの木】のお客様にたくさん味わって頂き大好評だったアンカレッジ・ワイン社(http://www.anchoragewines.co.nz/anchoragewinesnews.php)というネルソンのワイナリーをはじめて日本にご紹介することとなりました。福岡のぐるめ亭さんが我々の想いに耳を傾けて下さり、輸入元となって下さったのです。ぐるめ亭の前田社長様、ありがとうございます。
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ぐるめ亭
福岡市東区千早5-13-6
Tel 092-672-7218
Web http://foodpia.geocities.jp/kasigurume/gurume.html

次回日本に帰る際には福岡に立ち寄ってご挨拶をと考えております。福岡に行くぞぉ~

また、広島の三次市には我々のアンカレッジワインを扱ってくれるバー・ロッソという素敵な場所があるとの事。ロッソ様、ありがとうございます。
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広島にも飲みに行くぞ~

Rosso
728-0012 広島県三次市十日市中1-4-43
TEL:0824-62-6558


アンカレッジワイン社は二ュージーランドの南島の北西部に位置するネルソン地方にあります。ネルソンはNZで一番日照時間の長いエリアで、東にはNZソーヴィニョンブランで有名なマールボロー地方が隣接しています。当地では伝統的にキーウイフルーツ、リンゴ、梨、タバコ、そしてビール用のホップ等が栽培されて来ました。1840年代から果物栽培をして来たドラモンド一家がそれまでの知識、経験を活かして2000年に葡萄を植え、2003年にオリジナルブランド「アンカレッジ」をリリースしました。ネルソンは香り高いアロマティックワインの産地としての地位を確立しつつあり、個人的にもアロマティック系の香りと爽やかさ、酸味と甘さのバランスにとても惹かれています。更にアンカレッジは2008年からは自前の醸造施設を立ち上げ、自分達の理想とするワイン造りを更に進めていこうとしている大注目のプロデューサーです。因みに名前のアンカレッジとは、ネルソン地方を有名にしているエイベルタズマン国立公園内の穏やかな湾でヨットが停泊したり、入水に使われるアンカレッジ(停泊所)湾に由来しています。これがまた美しい場所なんですよ。NZワインはこちらの景色と空気にコーディネートされると、美味しさが3倍にも5倍にもなります。是非お試しあれ。


組織的な話になりますが、NZからの輸出は「Bistro Bruno DistributioNZ Ltd」というNZ現地法人を通して行っています。この会社は私と日本でワイン用葡萄の苗木会社「ラグフェイズ」社を経営している北内氏との共同経営会社です。NZワイン業界の動向や扱うワインの造り手の想いを探り出して伝えられる現地人の強みと、日本のワイン業界の将来を見据えた葡萄畑の作付けに尽力している北内氏の知識と経験、そして北内氏以上と言われる奥方の営業力が一体となって日本の方々に我々が心から愛するNZワインを紹介出来ればと強く願っています。乾いた心に......NZワイン。すでにピノノワールは完売したという話を聞いていますので、お早めにご注文下さいね。

ホントに心に潤いをもたらすから試してごらん。

乾いた心を潤すワインを提供する宿  http://www.sasanoki.co.nz



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テーマ : ニュージーランド
ジャンル : 海外情報

Anchorage Wines Unoaked Chardonnay 2007

例の禁酒一週間の経験で、世の中に伝えなければならない大切な事実がありました。お酒の大切さです。

実はあの一週間で、体重が1.5kg増えたのです。前半は飲めないと思うと食欲も湧いてきませんでした。例えば今が旬の美味しそうなブラフオイスターというNZ南島産の牡蠣があっても、飲めないならやめとこ・・・みたいな食べる事に興味が失せた感じだったんですね。ところが後半は何か口寂しいのかコメだけでなく煎餅とかクッキーとか、更にはチョコレートやらケーキやら普段口にしないものまでも食べる始末でした。どうせ飲めないのなら・・・という半ばヤケ食いでもあったのでしょうか。自分でもちょっとビックリでした。その結果が1.5k増です。と言う事はやはりお酒は体に良いという事でしょうね。妙に自分で納得しました。

そんな前振りをしてご紹介したいのが、2007年のアンカレッジのアンオークドシャルドネです。解禁に合わせて何を飲もうか、自分の社会復帰を祝うにふさわしいものは何かと考えに考えて選んだのがこの一本です。

Anchorage Unoaked Chardonnay .php

葡萄の本来の味がストレートに表現されているクリーンなシャルドネで、樽を必要以上に効かせた一時の流行に反発するかの如くリリースされたこのワインはNZ南島のネルソン産でスチールタンクで熟成されたもの。以前にもここのワインについて触れた事があります(http://wanakasasanoki.blog7.fc2.com/category3-1.html)が、いずれにしても葡萄に自信がなければ出来ないモノでしょう。

NZでもシャルドネの樽離れの時期がありました。私のレストラン時代も「樽につけたシャルドネは嫌い」と声を大にするお客が大勢いました。あの時代は上述したようなバランスのよろしくないシャルドネがたくさん出回っていたのを思い出しますが、そのお陰で本来のワインのあるべき姿とはと考えさせるきっかけになったのも確か。

是非機会があれば、アンカレッジのアンオークドシャルドネをお試しあれ 嫌みがなくクリーンでさわやか、深みがあってバランスも良く、葡萄の味が引き出されたシャルドネ種の美味しさが口一杯に広がる逸品ですよ。

解禁祝いにこれを選んで大満足の私でした。次は何にしようかなぁ~ 皆さん、飲みに来ますか 私はこれからワインダイエットです。

テーマ : ニュージーランド
ジャンル : 海外情報

リッポン

今年の夏は天候がなかなか安定せず、雨や風の日が多いようです。例年ならこの時期には本格的な夏が訪れて、毎日青空が続くのにやはり異常気象でしょうか。紫外線だけは一丁前に強いなか、最近の忙しさにかまけて手入れを怠っていた私の葡萄の作業をしました。この葡萄は「世界で最も美しい葡萄畑」と言われるワナカのリッポンヴィンヤード&ワイナリーから数年前にもらってきたもの。品種はシャルドネとシラーです。リッポンのワインメーカーであるニック・ミルズ氏が、彼の畑ではリーズリングやゲベルツトラミナーの方がもっと良く育つと考え植え替えられて要らなくなったもので、超ラッキーとばかりにもらったものです。私の畑についてはいつか葡萄畑を所有する為の練習程度なので今のところさほど重要ではなく、お見せする価値もありません。今日はその「世界で最も美しい葡萄畑」と形容されるリッポンの画像をご案内しましょう。

Vineyard_1 - Gilbert van Reenen


ここで造られる葡萄はニックの手によって美味しいワインとなります。もっとも彼曰くワインを造っているのは畑の土や気候、そして葡萄を育てる畑作業のスタッフだと主張して止みません。土地や自然からの恵をそのまま表現するのが彼のワインメイキングの思想です。その為に彼の畑はオーガニック、そしてバイオダイナミックスによって運営されています。レストラン時代に彼のワインと我々の料理をマッチングさせて大盛況だったローカル向けワインメーカーズディナーをコラボした関係でもあり、是非私が日本へ紹介したいところなのですが既に代理店が存在しており叶いませんけれども、Luc Corporation を介して日本へ輸入されているので機会がありましたらお試し下さい。

リッポンは【B&Bささの木】の対岸で、車で約10分の場所にあります。ワナカにいらっしゃったら是非足をのばしてテイスティングしてみて下さいね。

リッポン  http://www.rippon.co.nz/index.cfm/HOME
ささの木  http://www.sasanoki.co.nz/


テーマ : ニュージーランド
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カードローナ・ビンテージフェア

ワナカから車で20分程南に行くとカードローナという集落があります。今はカードローナスキー場やスノーパーク/スノーファームが有名になっていますが、そもそもは1860年代のゴールドラッシュによって栄えた地域です。当時の建築物で現在残っているのはNZで一番古いと言われる1863年に建てられたパブ「カードローナ・ホテル HPは http://www.cardronahotel.co.nz」で、当時を偲ばせるなかなか面白い場所です。飲み屋だからという理由だけで言っているのではありませんので、念のため

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カードローナビレッジの人口は8年前で66人だったそうで、最近でも大きくは変わっていないと思われますが、娘の友達は二人住んでいます。そこで先週末の11月30日に1800年代をテーマにしたお祭りが催されました。それがカードローナ・ビンテージフェアで確か今年で二回目で、それらしき車も集結です。
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当時の服装に身を包んで見事な人達が沢山いたのですが、その内の一人がマリオ(下左)。彼はドイツ人出身でバーバリアンのコスチュームに身を包み地元のワインを販売していました。マリオは我々をレストラン時代からサポートしてくれていて、今回も店の宣伝をかねて出店しないかと声をかけてくれたのです。その上販売しているワインもご馳走さん 店がオープンしたら好きなサーモン刺身を食べさせてあげるね。 画像右はファンキーおばちゃんのキャロル。カードローナスキー場のマスコットガールといったとこかな。ファンキーさは衰え知らず、いつも元気でスマイリーなキャロルはこの前還暦を迎えたばかりです。

  IMG_0859_convert_20081203134737.jpg   IMG_0860_convert_20081203135610.jpg

更にもう一人、Domaine Jaquiery のオーナー、マークも美味しいピノノワールご馳走さま。ワナカ/クロムウエルロード沿いに5ヘクタールの畑を持ち、全部ピノのブドウです。そもそもは飛行機のパイロットだった彼は自分のワインの宣伝のために覚えたという笑顔でポーズをとってくれました。IMG_0864_convert_20081203143953.jpg  image_home.jpg

2003年モノと2005年を頂きましたが、どちらも口一杯に広がるベリーとかすかなハーブが樽熟成によってうまく凝縮されたピノに仕上がっていました。さすがにオタゴ産ピノノワールです。こんなに美味しいのにマーケティングにおいては有名醸造元との単純比較という私も経験した悩みを抱えています。そんなに名が知れてなくても美味しいワインは沢山あって、試してみる勇気があればNZワインは裏切りませんよ。

マークのワインHP http://www.domainejaquiery.co.nz/default.htm

そんな訳で昼から美味しいピノを嗜み、シアワセな日曜となったのでありました。

テーマ : ニュージーランド
ジャンル : 海外情報

ワインが危うい

この寒い数日を何とか切り抜けたら今日は今までが何だったのというくらい暖かな日中でした。景色はまたきれいだし、湖もキラキラ。それでもまだ懸念事項があります。それは私の大好きなNZワインに大きく影響しそうな事。なにかあれば私の人生にかかわる一大事なのです

ワインという魔法の液体を造るために必要なのがブドウです。美味しい日本酒を造るのにはまず美味しいコメがなければというのと全く同じ理論です。つまり健康なブドウなくしては美味しいワインは産まれないと言う事。美味しいワインを造ろうとすればまずは畑からと言われるとおり、土壌や気候と同じ程に畑を経営する人達、ブドウに対峙する人達もブドウの仕上がりに大きく影響を与えると私は思っています。美味しいワインが出来るか否か、畑を見ればある程度は分かります。NZ全体、特に私の居るセントラルオタゴ地方は小規模経営の畑が多く、作業は機械でなくて手作業のところが多いのが特長です。それゆえにNZブドウ畑からのワインは低労働賃金或いは大規模経営の恩恵を受けずに個々の造り手の理想に近い仕上がりのワインになる可能性が高い訳です。これがNZワインの一番の魅力だと思います。

NZワインの美味しさは上記の造り手が直接注ぐ愛情に加え、氷河の影響を受けた土壌も大きな役割を果たします。更にもう一つは冷涼な気候にあると言われます。先日のような夏なのに一気に冬に逆戻りする気候や、夏の陽射しの強さ、そして冬の寒さといった年を通しての温度差、また一日のなかの温度差が強いブドウを育てると言われています。また、日本の棚にブドウを育てるのとは異なる仕立ても気候を繁栄したものとなっています。つまり;

● 気候の違い
日本のように雨/湿気の多い土地では葡萄を地表から高く離して棚仕立てにすることで、病害虫の被害を最小限にとどめようと言う対策が必要だったようです。病害虫との戦いの大変さは日本の葡萄農家の々が一番ご存知でしょうね。それに対してセントラルオタゴでは雨が少なく、更に潅水施設の関係上でしょうか、密植させているために葡萄の樹が伸び過ぎるということはない、ある意味葡萄の樹が生長するには過酷な条件です。その過酷な環境で死に物狂いで育つ葡萄達は深く根を張ろうと努力し、必然的に房に養分を行き渡らせ、強い凝縮した葡萄を実らせて美味しいワインに変身していきます。セントラルオタゴはNZの他の産地よりも雨が少なく寒暖の差が激しいので羊農業が発達した(もしかしてそれしか成り立たなかった)のですが、その気候が美味しい葡萄造りには適しているそうです。もちろんオタゴほどではないにせよNZのどの銘醸地の乾燥した気候についてはお飲みいただくワインの質からお分かり頂けると思います。

● 文化の違い
伝統的に日本はコメの作付が中心で葡萄栽培の土地が限られてのに対し、ワインの文化があった海外では一概に葡萄というだけでなく食用とワイン用に分けて葡萄を栽培する発想、文化があったのでしょう。また、限られた農地を棚仕立てにする事で一本の樹にたくさんの実を付ける事ができ、農地を最大活用して収穫量を上げようというのも日本らしいと思います。。それに対してこちらセントラルオタゴでは一本の樹から最終的に最大18房収穫することを目指して日々剪定作業が畑で続けられています。美味しいワインを造る為に選ばれた葡萄に最大限の養分を送るためです。ですので毎年4月/5月に収穫される葡萄はエリートと言えるでしょうし、そのような葡萄から造られるワインは美味しくなるはずです。

と言う訳で、NZワインの良さだけを強調するような理論となってしまいましたが、日本には日本なりの葡萄とワインへの接し方、苦悩があるはずですし、生産地がどこであれその作業の大変さを思いながらワインを感謝しながら嗜まなければなりません。二日酔いにならない程度に・・・・。

ところが そこにピンチが訪れようとしているのです (今日はやたら話が長げえなぁ。すみません

明日の朝NZ中に霜注意報が出ているのです。霜がブドウの新芽に降りると新しい葉は光合成ができなくなり、そのシーズンは健康なブドウを収穫できなくなってしまいます。と言う事は美味しいワインは出来ません。私のほろ酔いのちっぽけな夢はおろか、ロマンに大きな投資を投下しているワイン生産者の現実的な夢も一晩にして吹き飛んでしまいます。世界最南端の冷涼な気候が生む美味しいワインにはそのような危険性が含まれているのです。

それに対処する方法は冷たい空気が霜となってブドウに下りない様に、まず畑でストーブを焚き、上空のヘリコプターでその温まった空気を拡散させて霜を下ろさせないという、まるで病気の赤ちゃんを看病する母親の如くの作業。今夜はNZ中のヘリコプターのうち90%が既にスタンバイとの事。一時間 NZ$2,000~3,000 と言われるヘリコプターのチャーター代は決して安くはないけれども、霜で一年の収入がなくなると言うのも大打撃。被害がない事を祈りながら床につきます。

神様、NZの健康なブドウをお守り下さい。アーメン。


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プロフィール

ささの木

Author:ささの木
ワナカの様子を少しでも知って頂ければと思い、筆不精の酒飲みが奮起致しました。ワナカの空気を感じて下さい。
www.sasanoki.co.nz

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